今日は就労継続支援A型とはどんな仕組みで成り立っているんだろうという疑問について書いていこうと思います。
まず就労継続支援A型とは
簡単にいうと、障害等があり一般就労を出来なかった方や、何かしらのトラブルにより一度就労を離れてしまったといった方が、当事業所で訓練という名目でスキルアップをして就労を目指すといった場所になっています。
普通の会社と何ら変わりないですね!
そうなんです!!
就労継続支援A型は利用者と雇用契約を結ぶのが前提であるため、お仕事をしていただくんですね
雇用契約をしているので、最低時給以上の給料が発生します
そのため、ある程度は難しい仕事もあり、なおかつそういった仕事を遂行できる方が通われています
就労継続支援A型はこの仕事をどうしているのか
営業です・・・
営業なんです・・・
仕事ください!と営業です・・・
これ、まじで切実なことでこれができずに運営が難しい事業所たくさんあります・・・
あれ、普通の会社じゃね?
疑問点
ここで疑問が発生するのですが
①利用者が稼いだ成功報酬(生産活動費)からスタッフの給料はでているの?
②もしかして無償での提供???
どうですか?
そんな疑問を抱きませんか?
事業所を運営している以上、職員も給料が発生します
しかしながら、①だったらよくある会社とシステムは変わらないですよね
障害者雇用を行っているのと同じことを行っていることになります
実は・・・
就労継続支援A型は違うんです!!
利用者が当事業所に通っていただくと給付金という名目で国からお駄賃をいただくスタイルとなっています
給付金の計算式
利用者単価×利用者全体の月総利用回数
Tetoria白井でいうと
533単位×0人×0回→→→→→
0円いただけることになります!!!
福祉施設は大体が各自治体の給付金で運営しています
例えば、生活介護という福祉施設は「利用者が安心して日中過ごせる場所の提供」といった「サービス」を提供しているといったわけですね
生活介護の方からしたら怒られそうな発言になってしまいましたが、簡単にいうとこういったシステムで成り立っています
「仕事を委託してくれた企業と仕事を行う利用者の間に入って、スムーズに行えるようにサポートする」サービスを提供しているってことですね
中抜きできるのでは?
障害者を使った派遣では?
中抜きに関しては
国の決まり事として利用者が稼ぎ出した報酬は利用者に支払うという決まりがあります
ばれなきゃええやん?とか思われるかもしれませんが、実地指導はかなり厳しいのでお金の流れなど、こと細かくみられます!
派遣って意見に関して述べさせていただくと
これも国の決まりがありまして、スタッフがしっかりとしたフォロー体制を作らなくてはならないとなっています
これも報告する義務があるので、安心してください!
といったように、就労継続支援A型ではこのような仕組みで成り立っているんです
分かりやすくしたので、少しニュアンスが違う部分もあるかもしれませんが、大体はこんなシステムです
当ブログでは事業所の紹介だけでなく障害福祉に関することなどを書いています。
Tetoria白井をどうぞよろしくお願いいたします。